【自社物件の温湿度環境 分析レポート】
2026/08/20
【住宅温湿度環境 総合分析レポート】
弊社(T home株式会社)で建築させていただいた本物件(外断熱・屋根断熱・基礎断熱/UA値0.54・C値0.1)において、「梅雨時期」「猛暑期の床ガラリ設置前」「床ガラリ設置後」の3つの期間にわたり、家全体(室内・小屋裏・床下・外気)の温湿度データを詳細に計測・分析いたしました。
その結果、私たちがこだわっている建物の高い基本性能と、床下環境の改善策として実施した「床ガラリ設置」の確かな効果を、データとしてはっきりと確認することができました。
家づくりにおいて湿気対策や断熱・気密(防湿)を行うことで沖縄でもこんな環境で生活できると言うことを感じて頂ければと思います。
1. 猛暑でも揺るがない「圧倒的な断熱性能」 梅雨の時期から夏の猛暑(外気温36℃超)にかけて外気温は激しく変動していましたが、室内の温度はどの期間も「24℃〜26℃」の快適な範囲でピタリと安定させることができています。 特筆すべきは、弊社の「外断熱・屋根断熱・基礎断熱」の効果です。小屋裏から床下まですべての空間が断熱ラインの内側(室内側)に含まれているため、屋根に直射日光が当たる過酷な環境下でも、小屋裏や床下の温度が外気に振り回されることなく安定しています。家全体をすっぽりと包み込んで外気の影響を遮断する、確かな性能が発揮されています。
2. 外気の湿気をシャットアウトする「気密・除湿性能」 沖縄の梅雨や夏の外気は、絶対湿度(空気中の水分量)が平均18〜24g/m³という非常に多湿な環境です。しかし、室内は期間を通して「12〜15g/m³」というカラッと快適な状態に抑え込むことができました。これは、隙間風を一切許さない高い気密施工(C値0.1)と、適切な空調・除湿計画が設計通りに完璧に機能している成果です。
3. 外気が「危険レベル」でも、室内は「24時間快適」 人の不快感を表す「不快指数」を分析したところ、夏の沖縄の外気は日中に不快指数「88」という危険なレベルに達していました。 しかし、これほど過酷な外気環境であっても、室内のピーク時は「やや不快(75)」のラインを一度も超えることはなく、24時間すべての時間帯において『快適ゾーン(65〜75)』の中に完全に収めきっています。過酷な外環境に一切左右されない、質の高い室内空間を実現できていると自負しております。
4. 基礎断熱の弱点を克服する、床ガラリ設置による「床下環境の劇的改善」 家を長持ちさせるためには、木材腐朽菌やカビが活発になる湿度(80%以上)を絶対に避ける必要があります。 基礎断熱を採用した本物件は、床下が外気の影響を受けにくい一方で、密閉されるため「湿気が淀みやすい」という特徴がありました。実際、梅雨時期から床ガラリ設置前にかけては、床下の湿度が78%前後で淀んでおり、「カビ注意ゾーン」にありました。 しかし、対策として「床ガラリ」を設置した直後、床下の湿度は急降下し、ほぼ完全に「安全ゾーン(70%未満)」へと移行させることができました。室内の快適に除湿された空気を床下へとスムーズに循環させることで、湿気滞留という基礎断熱ならではの課題をクリアし、大切なお住まいを木材の腐朽リスクから守る確かな効果を確認できました。
【総括】 今回のデータ計測と分析を通して、私たちがご提案した「床ガラリの設置」という対策が、基礎断熱の床下環境改善に劇的な効果をもたらすことが実証されました。 T home株式会社が提供する「高断熱・高気密の施工技術」と「適切な空調・換気計画」が組み合わさることで、沖縄の過酷な気候下においても、ご家族の健康と建物の寿命を高いレベルで守り抜くことができると実感しております。これからも、確かなデータと技術に基づいた安心の住まいづくりをお届けしてまいります。
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T home株式会社
沖縄県中頭郡北中城村字安谷屋1956-14
電話番号 : 080-3957-7974
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